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一級建築士・1級建築施工管理技士

2024/07/09

スタッフ紹介の第1回目は、一級建築士と1級建築施工管理技士の資格をもつ柴田さんをご紹介します。

一級建築士・1級建築施工管理技士になったきっかけ、また、どんな現場でご活躍されてきたのか。

記事にしていただきましたので、お楽しみください。


私は一級建築士(※昭和50年試験合格)と1級建築施工管理技士(※昭和58年試験合格)の資格を持ちますが、後は自動車運転免許証。

それ以外の資格は持ち合わせず76歳(昭和23年生)の現在まで何らかの建築の職種に携わり、今日も用があることに感謝しています。

いま思い返しますと建築の道を志すようになったのは中学3年の時の担任と授業合間に色々と話したことがきっかけでした。

製図を褒められたり自分なりに少し器用なところも・・・・。

世の中は都市再開発、東京オリンピック開催、新幹線の建設などで建築エンジニアの活躍が目を見張りました。迷い無く建築に進むことを決めたと思います。

社会への一歩は商社勤務がスタートで取引先施設の設計監理業務を。時代の流れでマンションやタウンハウスの開発業務にも従事します。

30歳の時に働く場所を九州に変え建設会社の設計部門管理者として入社しますが、或る家具店との設計が纏まった縁で工事も担当することに。

それから10年近く官民様々な建築現場をあずかりました。完成して物件を引き渡すのですが、果たして喜んで頂けるのか不安の極みだったのが思い出されます。

良くて当たり前ですから・・・・。

小学生の長男に「父親の仕事を知る」として、完成間近の現場をよく連れて回り、感想は?と聞いた事も。

余談ですが、その長男は国の技官として現在頑張ってくれています。

40歳で今迄の設計と施工の経験を活かし、新たなステージとなる某メーカーの施設の企画、建設実行、営繕管理業務に就きました。

工場建設では生産ライン設計を骨格として建築の実施設計をして行くのですが様々な法的問題をクリヤーするのに頭を悩ませました。

事業所が全国にあり個人で旅した場所を含め都道府県全ての地に足を踏み入れることが出来たのは役得でした。

50代の中頃に中国山東省青島郊外で海外初めてとなる工場建設に関わります。

その頃は地方の建築技術が未だ進んでおらず中国語も通訳を介しますので、それなりの苦労はありましたが良い経験をしました。


柴田さん、ありがとうございました。

一級建築士の総合合格率は、例年10%程度と言われています。

その壁を越えることは人生の財産だと、75歳の柴田さんが現役世代と一緒にお仕事をされている姿をみて感じています。

2024年度の一級建築士の学科試験が7/28(日)に実施されますね。

受験される方、頑張ってください!

佐々木商会でお待ちしています。